SSブログ

TPP大筋合意いつから発効? [TPP未来]

TPPが発効されるのは、いつから?
TPPが大筋合意とのことで、いつから発効されるのか?また、いつ、食品などが安くなるのか?
気になるところだと思います。
TPP3def.jpg
http://life-it.info/teaching-money/post-89/
TPPが発効される日はいつか?
1年後? 2年後? それとももっと先?
実際には1年以上先になりそうですが・・・

TPP発効までのスケジュールは
次のような順序を追うとのことです。

TPPの協定が実際に発効するためには
はじめに、各国政府がTPPの協定に署名します。
次に、TPPの協定が各国の議会で批准(ひじゅん)されることが必要になります。
(批准とは協定を最終的に国として確認、同意することです)

アメリカの場合は
政府がTPPの協定に署名する日の90日前までに議会に協定内容を通知することが法律で定められています。
そのため、オバマ大統領がTPPの協定に署名するのは少なくとも来年2016年の1月以降となります。
議会での審議に入るのにも一定の時間がかかります。

日本の政府の場合は
はじめに、TPPの協定に署名します。
次に、国会でTPPの協定内容を審議します。
次に、TPPの協定を批准する手続きをとることになります。
また、TPPに関連する国内法の改正手続きも並行して進めることになります。


TPPの協定を発効する条件は
次のような条件がそろった時に発効されるとのことです。

「すべての参加国が署名後2年以内に各国の議会での批准手続きを終えることが条件」
になります。

2年以内に参加国のうち一国でも批准手続きが終了できなかった場合の、
TPPの協定を発効する条件は

批准手続きを終えている国が、TPP参加国のうち6カ国以上であること。
そしてその6カ国でGDP(国内総生産)がTPP参加国全体の85%以上を占めること、
が、条件になります。

TPP12か国のGDP(国内総生産)が占める割合
アメリカ    62.1%
日本      16.5%
カナダ     6.4%
オーストラリア 5.1%
メキシコ    4.6%
その他     5.3%
 
15%以上のGDPを占めている国、アメリカあるいは、日本のどちらかが欠けると、
残りの11か国が全て承認していたとしてもTPPは発効しないということになりますね。

というわけで、
TPPが発効され、実際に機能するようになるまでには、
まだまだ1~2年以上は先になりそうですね。
2年位先という見方が一般的のようです。


TPP参加国一覧はこちら

大筋合意内容はこちら

TPPとは


スポンサーリンク






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。