TPP参加国一覧2015年12月現在と政策大綱 [TPP未来]
TPP参加国一覧2015年12月現在
TPP(Trans Pacific Partnership)
TPP環太平洋連携協定
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/より
TPP参加国一覧
カナダ
アメリカ
メキシコ
ペルー
チリ
日本
ブルネイ
ベトナム
マレーシア
シンガポール
オーストラリア
ニュージーランド
TPP未参加国
中国、韓国、タイ,台湾、インドネシア、フィリピン、
インドは未だ参加を表明していません。
中国は以前からアメリカ主導のTPPには反対しています。
韓国はそれに追随する形で参加していません。
タイは米の輸出量は世界でトップでアメリカは5位です。
関税がなくなることで、タイの米の輸出が減る可能性があるとのことです。
また、タイは自動車産業が主力になっていますが、関税を減らしていくことによって、
部品などの輸出も減ってしまう懸念があるということです。
タイにとっては、このTPPに参加するかしないかは極めて難しい判断になっているようです。
巨大市場が誕生
2015年10月に日本政府はTPP参加に大筋合意しました。
TPPが発効されると人口8億人の巨大市場が誕生します。
関税の撤廃品目は日本で約95%日本以外の11ヵ国で99%以上になります。
攻めと守りを
メリット(利点)を活かす攻めと
デメリット(影響)を最小化する守りを
11月25日、政府は公明党の申し入れをほとんど盛り込むかたちで、
「総合的なTPP関連政策大綱」を決定しました。
総合的なTPP関連政策大綱
主な決定内容
攻め (メリットを活かす)
1.中小企業などの海外進出を後押し
アニメやゲームなどの輸出促進策など
2.農林水産物やコンテンツなどの輸出促進
~海外市場に対応できるように、相談体制の整備や支援の抜本的な強化。
守り(影響を最小化に)
3.コメ、麦など重要5項目で経営安定化対策
~特にコメ・麦・牛肉・豚肉・乳製品・甘味資源作物を
重要5項目として大綱に盛り込みました。
4.水田・畑作・野菜・果樹の収益力を支援
5.食の安全確保へ原産地表示の拡大の検討
今こそチャンス?
TPPは日本経済を成長させていくためには、大きなチャンスです
世界と競争できる国内産業に成長できるように国がどのように進めていくか、
今後とも、国の政策には注目していきたいと思います。
合意内容は
TPP合意内容まとめ一覧~はこちら
執行はいつから~はこちら
TPP大筋合意いつから発効? [TPP未来]
TPPが大筋合意とのことで、いつから発効されるのか?また、いつ、食品などが安くなるのか?
気になるところだと思います。
http://life-it.info/teaching-money/post-89/
TPPが発効される日はいつか?
1年後? 2年後? それとももっと先?
実際には1年以上先になりそうですが・・・
TPP発効までのスケジュールは
次のような順序を追うとのことです。
TPPの協定が実際に発効するためには
はじめに、各国政府がTPPの協定に署名します。
次に、TPPの協定が各国の議会で批准(ひじゅん)されることが必要になります。
(批准とは協定を最終的に国として確認、同意することです)
アメリカの場合は
政府がTPPの協定に署名する日の90日前までに議会に協定内容を通知することが法律で定められています。
そのため、オバマ大統領がTPPの協定に署名するのは少なくとも来年2016年の1月以降となります。
議会での審議に入るのにも一定の時間がかかります。
日本の政府の場合は
はじめに、TPPの協定に署名します。
次に、国会でTPPの協定内容を審議します。
次に、TPPの協定を批准する手続きをとることになります。
また、TPPに関連する国内法の改正手続きも並行して進めることになります。
TPPの協定を発効する条件は、
次のような条件がそろった時に発効されるとのことです。
「すべての参加国が署名後2年以内に各国の議会での批准手続きを終えることが条件」
になります。
2年以内に参加国のうち一国でも批准手続きが終了できなかった場合の、
TPPの協定を発効する条件は
批准手続きを終えている国が、TPP参加国のうち6カ国以上であること。
そしてその6カ国でGDP(国内総生産)がTPP参加国全体の85%以上を占めること、
が、条件になります。
TPP12か国のGDP(国内総生産)が占める割合
アメリカ 62.1%
日本 16.5%
カナダ 6.4%
オーストラリア 5.1%
メキシコ 4.6%
その他 5.3%
15%以上のGDPを占めている国、アメリカあるいは、日本のどちらかが欠けると、
残りの11か国が全て承認していたとしてもTPPは発効しないということになりますね。
というわけで、
TPPが発効され、実際に機能するようになるまでには、
まだまだ1~2年以上は先になりそうですね。
2年位先という見方が一般的のようです。
TPP参加国一覧はこちら
大筋合意内容はこちら
TPPとは
TPP大筋合意の内容まとめ一覧 [TPP未来]
TPP(Trans Pacific Partnership)
環太平洋連携協定
http://www.jftc.or.jp/kids/kids_news/japan/kyotei0...
2015年10月9日時点での主なTPP合意内容は次の通りですです。
主に農業が主になりますが、漁業、自動車産業などもあります。
TPP合意内容まとめ一覧
(パーセントは関税の数字です。)
牛肉、
現在38.5% 1年目27.5% その後段階的に引き下がり 16年後9%
豚肉
現在38.5% 1年目27.5% その後段階的に引き下がり 16年後9%
豚肉(ソーセージなどに使われる安い価格帯のもの)
現在の1キロ・グラム当たり482円を
当初は同125円に。 その後、段階的に引き下げて 10年目以降は50円に。
コメ
無関税の国別輸入枠を新設。(米国、豪州)
当初5万6千トン 13年目以降は7万8400トン。
タマネギ
現在8.5% 6年目に撤廃
ワイン
8年目までに完全撤廃
乳製品バター
低関税の輸入枠新設
当初6万トン 6年目から7万トン
乳製品チェダー、ゴーダ、クリームチーズなど
16年目までに関税撤廃
小麦
米国、カナダ、豪州に輸入枠を新設。
当初19.2万トン 7年目以降には25.3万トン
関税は維持。
代わりに国が輸入して製粉会社に転売する時に上乗せする
マークアップ(売買差益)と呼ばれる事実上の関税を
9年目までに45%削減。
水産物マグロ、サケ、マス
11年目までに完全撤廃
水産物サバ、イワシ
12年目~16年目までに完全撤廃
マグロ缶詰
現在9.6% 即時撤廃
革製品かばん、ハンドバッグ
現在最大16% 11年目に撤廃
革製品、毛皮、野球のグローブ
現在最大30% 16年目に撤廃
自動車
現在2.5% 15年目から削減開始 20年目には半減 25年目からは完全撤廃
自動車部品は
即時関税撤廃
バイオ医薬品
製薬会社に独占的に販売を認めるデータ保護期間を実質8年とする。
以上、
おおまかな、まとめです。
政府は2015年10月9日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意を受けて、
全閣僚によるTPP総合対策本部を設置しました。
農業の競争力強化などを狙った補助金の導入や、
安価な輸入品の輸入が見込まれる分野での、収入減の部分を補う所得補てん制度など制作を盛り込むことも検討すると、
発表しています。
TPPの意味は:
参加している国同士では、関税を撤廃して輸出入を自由化します。
TPPの目的は:
将来的に経済その他あらゆる分野において、 国と国の間の障壁を取り払って自由な活動(文化、貿易、交流など)ができるようにしようという目的です。
世界中の人が心の底からねがうもの、
世界中の人が願う本当の理想の世界は、
世界の国々が、国境のない争いのない
自由で幸せに満ちた希望あふれる世界になることです。
短期的にみれば、有利、不利は明らかに現れるでしょう。
メリット、デメリットは現実のものになるでしょう。
苦しい思いをする人も必ず現れると思います。
そんな方には特に援助の焦点をあてて、国を挙げて助けていく、
民間でも皆で手を取り合って助けていく、
そんなシステム作りが、志が最も必要とされる時期に来たのではないでしょうか。
中長期てきにみて(3年から15年)経った時、世界はどのような姿になっているのか、
私達一人ひとりの心の中には明るいビジョンが必要です。
それは「全ての人が笑顔で溢れる明日、希望に満ちた、悲しみのない地球です。」
このTPPが、本当の意味での平和を築く第一歩になることを
深く祈っていきたいと思います。
TPP参加国一覧はこちら
TPP発効はいつから
TPP参加国、中国・韓国・タイは [TPP未来]
環太平洋経済連携協定です。
http://d.hatena.ne.jp/sna59717/touch/20130228/p5
中国、韓国、タイは
2015年10月現在のTPP 参加国一覧表
ペルー
ベトナム
マレーシア
メキシコ
カナダ
日本
シンガポール
ニュージーランド
チリ
ブルネイ
米国
オーストラリア
中国、韓国、タイ,台湾、インドネシア、フィリピン、インドは未だ参加を表明していません。
中国、韓国は:
中国は以前よりアメリカ主導のTPPには懸念を示しています。
そのため韓国は中国に追随する形になっています。
タイは:
インラック前政権時代の12年11月、オバマ米大統領にTPP交渉への参加を公式に表明していました。
しかし、その後の政情混乱などで、参加に向けた動きは止まった経緯があります。
タイは米の輸出量は世界でトップです。アメリカは5位です。
関税がなくなることで、タイの米の輸出が減る可能性があるとのことです。
また、タイは自動車産業が主力になっていますが、今後、関税を減らしていくことによって、
部品などの輸出も減ってしまう可能性があるということです。
タイにとっては、このTPPに参加するかしないかは極めて難しい判断になっていることでしょう。
TPPとは:
TPPの意味は:
参加している国同士での、関税を撤廃して輸出入などを自由化します。
TPPの目的は:
将来的に経済に関わる全ての障壁を取り払って自由な活動ができるようにしていこうという狙いです。
日本政府の参加表明、その主な理由は、
日本はグローバル化で取り残されてしまうという不安があるようです。
加入している国同士では、盛んに貿易の流れが加速して、
加入しない国は、輸出入に多大な悪影響を与えてしまい、
流れが止まってしまうのではないか、と言う懸念があるようです。
日本がTPPに加入しないことによって、
日本製品が主要マーケットから排除される動きが生じる可能性もあるということです。
これからは日本はもちろん、世界全体に
より良い影響が届いて行くように政府の舵取りに注目して行きたいと思います。
TPPとは?何か?子供達にわかりやすく [TPP未来]
http://life-it.info/teaching-money/post-89/
TPPとは(Trans Pacific Partnership)、
「環太平洋連携協定」
かんたいへいようれんけいきょうてい
です。
TPPとは、何か、子供にわかりやすく説明を!
TPPの意味は:
参加している国同士で税金を取らないようにして、
物やサービスが国境を越えて自由に行き来できるようにすることです。
そしてその仕組みやルールを統一することです。
TPPの対象は:
食品だけではなく、医療、薬、自動車、知的財産、そして金融など、幅広い分野に渡ります。
TPPの目的は:
将来的に文化、経済に関わる全ての妨げを取り払って自由な活動ができるようにしようという考えかたです。
TPPメリット、デメリット
メリットは:
1. 加盟国同士が税金を取らないので、特に大手製造業企業などにとっては、安く輸出できるようになるため、
貿易はしやすくなり、利益が増える。
2. 国境を越えて地球規模で政治・経済・文化などの拡大が加速することになり、
GDP(国民総生産)が10年間で2.7兆円も増加すると見込まれている。
3. 海外の農産物などが安く購入できるようになる。
デメリットは:
1. 海外からの安い農産物、特に米などが多く輸入され、日本の農業にはダメージが起こる
2. 食品の安全の基準値が下がり、食品の安全性が脅かされる可能性がある。
3. 医療保険の自由化、などによって、医療費が大幅に高くなる可能性がある。
メリットとして、
長期的にみれば、世界に歩調を合わせるという意味になるので、世界各国がより近い関係になり、
経済活動、文化活動などが、やりやすくなることでしょう。
どちらかといえば、閉鎖的な社会から開かれた社会、世界になっていくでしょう。
デメリットとして、
短期的にみれば、海外の農産物などが安く購入できるわけですから、
日本の農業には多大なダメージがのしかかり、雇用にも暗雲がかかってしまうということもあるでしょう。
たしかに、色々な予想、憶測は簡単に否定できるものではありません。
大切なことは、
近い未来も、遠い未来も、苦しみ、争い、悲しみの無い、喜びに満ちた素晴らしい世界にしていけるか、ということではないかと思います。
政府はTPPを大筋合意しました。
この合意を将来の日本にとって最良の結果にするか、最悪の結果にするか?、
それは、これからの政府の取り組みに大きな役割があると思われます。
大中小各企業、マスコミにも大きな役割があるのとも思われます。
そして、私達一人ひとりにも大きな役割があるのかもしれません。
そして、私達の子供達の時代へ
未来のために、TPPわかりやすく伝えることが大切な事でしょう。
なお、政府は10月9日、TPP大筋合意を受けて、TPP総合対策本部を設置しました。
農業の競争力を強化に向けた補助金の導入や、収入減を補う所得補てん制度などを盛り込むことも検討とのことです。
これからも、日本がより良い未来へ進んでいけるように政府の舵取りに期待して行きたいと思います。
オーストラリア
カナダ
シンガポール
チリ
ニュージーランド
ブルネイ
ペルー
ベトナム
マレーシア
メキシコ
日本
米国
TPP参加国2015年一覧表と現在 [TPP未来]
日本語では「環太平洋連携協定」です。
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2013/05/2558.htm...
TPP 参加国一覧2015年10月
シンガポール
ニュージーランド
チリ
ブルネイ
米国
オーストラリア
ペルー
ベトナム
マレーシア
メキシコ
カナダ
日本
TPPの意味は:
参加している国同士では、関税を撤廃して輸出入を自由化
TPPの目的は:
将来的に経済に関わる全ての障壁を取り払って自由な貿易ができるようにしようという事です。
アベノミクスの成長戦略の中のひとつがTPPです。
メリットは:
1. 関税の撤廃などにより貿易の障害がなくなり、大手製造業企業にとっては企業内貿易が効率化し、利益が増える。
2. グローバル化が加速することになり、GDPが10年間で2.7兆円増加すると見積もられている。
3. 海外の農産物などが安く購入できるようになる。
デメリットは:
1. 海外からの安い農産物、特に米などが多く輸入され、日本農業にダメージが起こる
2. 食の安全の基準値が下がり、食品の安全性が脅かされる可能性がある。
3. 医療保険の自由化、混合医療の解禁などによって医療格差が生じる可能性がある。
賛否両論のTPPですが、
なぜ日本政府はTPPに参加したいのか、その主な理由は、
まずひと事で言えば、日本はグローバル化で取り残されてしまうという不安です。
加入している国同士では、盛んに貿易の流れが加速して、加入しない国は、輸出入に多大な悪影響を与えてしまい、流れが止まってしまうのではないか、と言う懸念があります。
日本がTPPに加入しないことによって、日本製品が主要マーケットから排除される動きが生じる可能性もあるということです。
なお、政府は2015年10月9日、TPPの大筋合意を受けて、TPP総合対策本部を設置しました。
農業の競争力を強化に向けた補助金の導入や、収入減を補う所得補てん制度を盛り込むことも検討とのことです。
これからも、日本がより良い方向へ進んで行くように政府の舵取りに注目して行きたいと思います。